我々人類はいつ誕生し、どのように進化し今に至るのでしょうか?
ここにはまだまだ改正されていない謎が多く残っています。
しかし、今私たちが生きているという事は事実です。
そんな謎に迫っていきましょう🎵

こんにちは、素人歴史研究家ルファです。

助手のエヌです。

ね〜ぼです。

今回のテーマは人類の誕生について調べてみました。


人類ですか?
だいぶ壮大なテーマですね。

私は人類じゃないからあまり関係ないかな〜!

確かに!
では、ね〜ぼは何なんでしょうね!
アライグマでしたっけ?

う〜ん、それは説明がちょっと難しいですね〜
あ〜なんか眠い・・・

まぁ、ね〜ぼはね〜ぼですもんね!

人類というと、猿から進化して今の人類が生まれたみたいな話ですかね?

そーですね!
僕はちょっと、ね〜ぼの生態が気になってきてますが、今回はアフリカで誕生した人類が、どうのように世界中に広まっていったのかというような話です。
古い時代の話ですから、新しい発見によって考え方が変わるし、学者によってもちょっと違った説など多くありますので、一説のエンターテイメントとしてお聞きください。
人類誕生
人類と一言で言っても広い範囲すぎて、どこからどこまでの事を指すかわかりづらいですよね。
今の人間のことなのか?猿から進化した原人なども含まれるのか?
どこからが人類なのでしょうか?
それを広辞苑で人類と調べると
生物学上は「霊長類、ヒト科の動物。または、その中で特に現在のヒト(ホモサピエンス)を指す。直立歩行し、脳の発達が著しく、手を巧みに使い、道具を作って使用し得る。」
と書いてあります。
つまり、知能の発達により道具を使用できる者を人類といい、その中でも一般的には現代の人類のホモサピエンスをいうようです。
ホモとはラテン語の名詞で「人」、サピエンスは知恵のあるという意味です。
つまり知恵を持つ人といったところでしょう。
そしてどのように進化していったかというと、猿人、原人、旧人、新人の順に進化していき、新人がいわゆるホモサピエンスです。
人類までの進化はかつての定説では世界中で多発的に起こっていた、多地域進化論というものでした。
世界各所で、それぞれが進化していったと考えられていたわけです。
しかし、現代ではアフリカで10万年〜20万年前に非現生人が進化して現生人類となり、それが長い年月をかけて全世界に行き渡ったと考えられているのです。
しかし、アフリカで生まれた今の人類の祖先が生まれた時、すでに世界中に各所で進化した旧人はいたと言われています。
その代表例がネアンデール人です。
アフリカで生まれた我らの祖先の一部はアフリカを離れて、世界中に移動していくことになるのですが、それと同時に世界中の旧人は姿を消し始めたと言われているんす。

猿人、原人、旧人、新人って言われてもよくわからないですよ〜!
何が違うんですか〜?

猿人は猿からちょっと進化したもので、そうやってちょっとずづ進化していったんじゃないですか?

イヤイヤ、ルファさん、
ボヤっとさせすぎじゃないですか?
そこは私、ちょっと詳しいですよ。
まず猿人から説明しますね。
猿人が他の猿と大きく違うのは、直立二足歩行だという事です。
ただ、ゴリラやチンパンジーも、どちらかというと二本足で歩くこともできるという感じですが、猿人はもっと楽々と二本足で歩いていたようなのです。
これはとても重大な事で、二本足、つまり後ろ足で立つと、空いた前足、つまり「手」に何かを持つことが出来るようになったんです。要するに、道具の使用が可能になったのです。有名なのはアウストラロピテクスですね。

へ〜猿人から道具を使っていたんですね〜
次に原人はアウストラロピテクスが身長140~150cmくらいだったのに対して、160~180cmくらいあったそうです。
結構大きかったみたいですね。
大体180万年前くらいからアウストラロピテクスから進化したようです。
脳の大きさは900~1100ccくらいで、猿人の2倍以上になっています。そのおかげか、原人から火の使用を始めたみたいです。

なるほど、火を使い始めたのが原人なんですね
原人の次が旧人類です。原人というと、ネアンデルタール人が有名です。
旧人類が登場したのが、大体50~30万年前くらいです。脳の大きさは で、現在の人間より大きいです。

え?今の人より脳が大きかったんですか?
それは意外ですね!
そしていよいよ我々、現代人の新人類に入ります。
新人類が登場したのが、20万年前くらいと考えられています。
ルファさんの解説にもあったように、旧人類もこの時代にまだ生き残っていたのですが、次第に新人類に取って代わられたようです。その代表がクロマニョン人ですね。

とって代られたということは、私たちは原人とか、旧人の祖先じゃないんですか?

(いや。ね〜ぼは人類じゃないんのでは・・?)

そうみたいなんです。
ね〜ぼは北京原人って言葉とかは聞いたことないですか?
中国の北京あたりで見つかった骨が、原人の骨であったことから
この北京原人をアジア人の祖先とする考えがあったらしいのですが、
現代人のミトコンドリアDNAの系統解析によってその考えは否定されているんですって。

そしたら、元々住んでた原人や旧人はなんでいなくなったんでしょうかね〜?

それにはいくつか説があるんです。
それではそのいくつかの説を紹介しますね。
旧人が消えた謎
旧人が消えた理由は今はまだ謎とされています。
遥か昔の事なので正確な事は分かりませんが、学者達の間ではいくつかの仮説はあるのです。
旧人と新人の戦いによって新人が勝ったとされる説や新人の持っていた病原菌で旧人が死んでしまったとされる説などが有名です。
病原菌で?と思われるかもしれませんが、病原菌というものは甘くみてはいけません。
人類史ではアメリカ大陸を発見したヨーロッパ人の持っている病原菌で原住民達が力を発揮できずに侵略されたとも言われていますし、第一次世界大戦の時に流行ったスペイン風邪は5000万〜1億人ぐらいが亡くなったなんて言われていますから。
また、他の説としては、新人の優れた狩猟技術で食料を奪ってしまい、旧人は食料が取れず餓死してしまった説やもしくは混血して自然消滅してしまった説なんかもあります。
ただどれも確たる証拠がないため、あくまで仮説の域を超えないんです。

なるぼど〜!その辺は何があったのか気になりますね〜
すごい長い年月の間に、いろんなドラマがあったんでしょうね〜。

確かに、そういう時代の移り変わりがあったって言葉で言うと簡単ですけど、その時代の方々、一人一人に人生があって楽しい事や辛いことなど色々あったんでしょうね。

タイムマシンがあったらみてみたいですね!
でも今僕らが存在するという事は、新人が生き残ったという事ですから新人は優秀だったってとこですよね。

そこは私ちょっと気になる事があるんです。
旧人の、ネアンデルタール人は今の新人類より脳の大きさは大きかったみたいなのですが、どうして脳のサイズが小さい新人類の方が生き残ったんでしょうかね。

確かに!脳の大きさが大きいという事は知能も上だったような感じがしますもんね。
それでは、その辺の謎についても調査してみましょう。
新人の能力
人類は猿人、原人、旧人、新人と進化していきましたが、ある時代から旧人がいなくなり、それに変わって現れたのが新人です。
原人より体は小さく、旧人より脳みその量が小さな新人がなぜ、台頭していったのでしょうか?
それは新人のある能力が関係していると言われています。
それが、不特定多数との協力ができる能力だと言われています。
それは言い換えると現実にないものをお互いに信じ合うことで結束力を高められたということなのです。
例えば、同じ神を信じるものを仲間として集団を作る事ができました。
それまでの動物や旧人は群れや家族など小規模の集団は作れましたが、何十人、何百人もの集団が作れなかったといいます。
集団を作るには、目的の共有能力がないとできないかららしいのです。
団結できたからこそ、現生人は生き残れたというわけです。
共通のものを信じ、協力できたからこそ、個の力は小さくとも繁栄していったんですね。

信じる能力が力になったっていうのは、なんかかっこいいですね。

そ〜ですね。
でも普通に生きてて、それが能力って言われても私たち人類にとっては当たり前すぎてわからないですよね〜。

(いや。ね〜ぼは人類じゃないんのでは・・?)

確かに!
でもよく言われますけど、お金という概念が通用するのも、その能力が備わった我々人類だけのものなんですよ。
特に紙幣に至っては、言ってしまえばただの紙切れですからね!
国が発行したということでみんなが信用し、ただの紙切れが価値のあるものって信じられるのはまさにこの能力のおかげなんです。

今では電子マネーも出てきて、紙ですら無くなってますもんね〜
実態のないデジタルデータにそこまで価値が生まれるって冷静に考えればちょっと怖い感じもします。

信じたからお金に価値が生まれて、それがデータで、物がなくなって・・・
なんだからちょっとわからないです〜!
なんか眠い・・・

ね〜ぼがこんがらがってきたので、今日はこの辺で締めますね。
今回の記事のまとめとしては、信じる力が人類をここまで発展させたということです。
信じることができるのはすごい事だってわかってもらえればいいかなと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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