僕たちの周りには、豊かな歴史を持つ魅力的な観光地が数多く存在しています。
これらの場所は単なる美しい景色や楽しいアトラクション以上のものを提供してくれます。それは、その土地固有の歴史的背景、伝説、そして時には忘れ去られた物語です。
このブログでは、観光地それぞれの歴史を深掘りし、訪れる価値がなぜ高いのか、その背景にあるストーリーを詳しくお伝えします。
歴史を通じて、それぞれの場所がどのようにして今の姿になったのかを探っていきましょう。
マスコットのね〜ぼです。
今日は、江島神社の社紋と北条家の家紋の「ミツウロコ」についてお話ししたいと思います。
ミツウロコってなんですか?
「ミツウロコ」と言うのは三つの鱗のことですよ!
こんな感じです。
う〜ん、鱗には見えないですね・・
三角が三つあるだけのような・・
ね〜ぼ、よ〜く見てみて!
しっかり見れば、鱗に見えてくでしょ?
う〜ん、鱗、鱗、ウロコ、うろこ・・・
はっ!
確かに鱗に見えました!
ね〜ぼは単純だな〜
で、三つの鱗がなんでしたっけ?
それではこっちの写真もみてください。
おお、ちょっと似てますね。
それでこれがなんなんですか?
最初の黒いのが北条家の家紋で、赤い方が江ノ島神社の社紋なんです。
今日はこの2つに纏わる伝承をお伝えしたいんです。
それは興味ありますね。
それではその伝承をお伝えしましょう🎵
江ノ島神社の社紋と北条家の家紋の伝承
昔々、北条時政という人がいました。彼は日本の歴史にとても大切な人物で、幕府という政府を作る手伝いをした一人です。ある時、彼は江の島という場所に行き、家族がこれからもずっと幸せでいられるようにと、神様にお祈りをしました。
時政さんは21日間ずっと祈り続けました。そして、祈りが終わる夜、突然前に美しい女性が現れました。この女性は弁財天という神様で、赤いズボンに青い服を着ていました。
弁財天は時政さんに話しました。「あなたの前の生まれは箱根法師という人で、日本中の大事な場所に仏教のお経を納めたおかげで、また生まれ変われたのです。あなたの家族は日本を治める大切な家になるでしょう。でも、いつも正しい行いをしないと、家は7代以上続かないかもしれません。もし私の話が信じられないなら、日本中の神聖な場所を調べてみてください。」
話を終えると、弁財天は突然、大きな龍に変わり、海へ消えていきました。その時、大きな鱗を3つ落としました。時政さんはこれを幸運のしるしと考え、家の紋章としました。そして、弁財天の言う通りに、日本中の神聖な場所を調べに人を送ったら、本当に「大法師時政」と書かれたお経の筒が見つかったそうです。
そう言うと、龍は海の中へと消えてしまいました。龍のいた場所には、大きな三つの鱗が落ちていました。時政は、これが弁財天様からの贈り物だと喜び、この鱗を北条家の家紋としました。
その後、北条家は三つ鱗の家紋と共に繁栄し、鎌倉幕府の有力な一族となりました。
どうですか?
江ノ島神社に行くとこの社紋が至る所にあるんですよー^^
隠れミッキーみたいで探すのも楽しそうですね。
そーなんですよ!
観光地の歴史や伝承を知っているとまたそこに行く楽しみが増えて楽しいんですよね。
皆さんも、江ノ島に行く際は探してみてくださいね^^
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