こんにちは素人歴史研究家ルファです。
助手のエヌです。
ね~ぼです。
ふ〜、学校作りたいな!
いや学校作りたい!
どうしたんですか?急に?
学校だなんて!
どうせ、学校を作った偉人の伝記でも読んだんじゃないんですか?
そうなんです。
あの慶應大学の福沢諭吉の伝記を読んで影響されちゃいました。
なので学校作って「学長」って呼ばれたいんです。
私も福沢諭吉さんは好きですよ〜!
おお、ね〜ぼ!
同志ですね!
でも諭吉さんがどんな人かちゃんと知ってるんですか?
諭吉さんの紙があると、美味しいもの食べ放題ですもん!
だと思いました
ね〜ぼ、福沢諭吉さんはかつて、日本の近代化を牽引した偉大な人物ですよ!
ですよね?ルファさん!
さすがエヌさん、その通りです。
今回は、そんな将来の日本について色々考えていた福沢諭吉さんに今の日本の問題点と改善点について聞きたいと思ってるんですよ!
前に、織田信長に今の日本について聞いてみると言う動画を配信しましたが、そのシリーズですね。
というわけで今回は、僕、ルファがタイムマシンで福沢諭吉さんに直接お話を聞いてきます。
それでは行ってきま〜す!
ルファ現地到着
こんにちは、福沢諭吉さんですよね!
はい、私が諭吉ですが、あなたは?
僕は未来から来たものです。
未来ではあなたはお札になるぐらい有名なんですよ!
おお、それは嬉しい限りです
しかし、そんな未来の方が私にどんな用ですか?
はい、僕が来た未来の日本は諭吉さんが考えてる日本の未来像に近い状態になってると思います。
でもそこでもまた色んな問題点があり、諭吉さんならどう考えるか聞きに来ました。
なるほど、それではあなたのいる未来の状態をおしえてください
はい、かくかくしかじか
なるほど、私が目指した幸せな時代になっているようですね
それでは質問の方をさせて頂きますね。
今の日本についてどう思われますか?
私は江戸時代から明治時代にかけての思想家・教育家で、現代の日本社会を直接経験していませんので、現代の状況について具体的に述べることは難しいです。
ですが、私の思想と原則に基づいて考えるとこう言えるでしょう。
私は「独立自尊」と「開化思想」の大切さを説きました。
これは個々の人間が自己の力で立ち、自身の生活を自分で決定するという考え方です。
この観点からすれば、現代の日本が高度な教育を普及させ、個々の人々が自己の生活をより良くするための多様な機会を持っていることは大変喜ばしいことです。
しかし、社会全体としてはまだまだ問題も多く残されているようですね。
経済格差の拡大、少子高齢化、地域間の格差など、新たな課題に直面しているようです。
これらの問題に対して、国民一人一人が自分自身の力を信じて、知識を身につけ、問題解決に向けて積極的に行動することが求められます。
また、私の主張した「開化思想」は、西洋の科学技術や制度、文化などを学び、取り入れることで社会全体を発展させようという考え方です。
現代の日本はグローバル化が進んでおり、世界各地からの情報が溢れています。
これらを活用し、新たな価値を創造することができるような柔軟な思考と行動力が必要とされています。
私は「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と説きました。
これはすべての人が平等であるという考え方です。
現代でも、この原則は変わらず重要であり、これを守ることが日本社会のさらなる発展につながると信じています。
福沢諭吉さんなら、現代の問題にどう対処しますか?
現代の課題に対しても有効と考えられる対策ですか?
私は、明治時代の日本において、近代的な教育を普及させるために尽力しました。
その結果、一部のエリートだけでなく、一般の人々にも学問を広めることができました。
現代でも、教育の機会の平等性と質の向上は重要な課題です。
教育を通じて、すべての人々が自己の能力を最大限に発揮し、社会の一員として活躍できる機会を持つことは未来の日本でも必要なことだと思います。
次に「人間の尊厳と自立」ですね。
私は「独立自尊」の精神を説き、人々に自立と自助の精神を持つことを促しました。
現代でも、社会の変化に対応し、自分自身の人生を切り開くためには、自己の力を信じて自立することが必要です。
社会全体がこの精神を共有し、それぞれが自己の生活を自らの力で切り開くことが、社会全体の発展につながると思います。
後は「開化と柔軟性」ですかね。
私は、自分たちの社会と他の社会の違いを認識し、他の社会から学ぶことを重視しました。
私は25歳の時、アメリカに行き、技術はもちろん、考え方まで感銘を受けました。
これは現代のグローバル化の中で非常に重要です。
他の文化や価値観を理解し、自分たちの社会に取り入れることで、新たな価値を創造し、社会全体を発展させることが可能になります。
これらの施策や取り組みは、現代の日本社会にも有効な対策と言えます。
ただし、具体的な対策は現代の状況に応じて適切に考える必要がありますけどね。
「人間の尊厳と自立」と言うところなのですが、現代ではSNSの普及により、これらの環境は十分な状態だといえます。
しかし、それによっての対立も生まれるなどの弊害もあります。
それについてはどう思いますか?
SNSの普及による対立の問題は?
私の主張した「人間の尊厳と自立」は、それぞれの人が自分自身の生活を自分で切り開く、自己の力を信じるという精神を重視しています。
現代のSNSは、そのツールの一つと言えます。
SNSは人々が自分の考えを自由に表現し、情報を自由に収集・共有する手段として、自立の手段を大いに増やしています。
しかし、同時にSNSは対立や混乱を生む要素も持っているようですね。
人々が自分の意見を容易に発信できることは、意見の多様性と対話の機会を増やしますが、それが行き過ぎてしまうと対立や誤解を生むこともあります。
私が生きていた時代でも、言葉を通じた対話は人間関係の中で重要な役割を果たしていました。
その意味で、SNSがもたらす問題は新しいものではなく、古くからある問題の新しい形とも言えるでしょう。
問題解決の鍵は、個々の人々が自分自身の行動とその結果に責任を持つという「自立」の精神にあると思います。
SNSを使う人々が自分の言葉に責任を持ち、他人の意見を尊重すること、そして何より自分自身の言葉と行動に自立の精神を持つことが大切です。
これは私が説いた「独立自尊」の精神そのものです。
先ほども言いましたが、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という精神はすべての人が平等であるという考え方で、SNS上でもこの精神が必要です。
それぞれの意見は尊重されるべきであり、異なる意見を持つ人々と対話をするときにも、この平等の精神を忘れてはならないと思います。
それゆえに、SNSの存在自体は善であり、その使い方次第で社会全体の進歩に貢献できると私は考えます。
しかし、そのためには自立と尊重、そして平等の精神が必要となります。
なるほど、つまりそこも教育と言うところに繋がっていくんですね。
そしたら次の質問です。
自立と尊重、そして平等の精神を育むにはどのような教育が良いと考えますか?
私は、教育の重要性を深く認識しておりました。
それは個々の人間が社会に貢献するため、また自己の道を切り開くためには、知識と道徳の両方が必要であるという観念からでした。
私が考える教育とは、単に知識を詰め込むだけのものではありません。
それは、人間の尊厳と自立を尊び、平等の精神を広めるためのものであるべきです。
それゆえ、知識だけでなく、思考力や判断力、そして道徳を育む教育が必要だと考えています。
まずは「自立と尊重」です。
これらを育むためには、個々の生徒が自己の意思を尊重され、自分で考える機会を多く持つことが大切です。
また、他人の意見を理解し、尊重する能力も重要です。
う〜ん、確かにそれらはよく言われることですが、具体的にはどのような事をすればいいのでしょうか?
これには、ディベートやグループディスカッションなど、異なる意見を尊重しながら自己の意見を形成・発信する機会が必要だと思います。
なるほど、ディベートやグループディスカッションは我々日本人が苦手とされていますもんね。
次は平等の精神です。
全ての人が等しく尊重されるべき存在であるという教えを、日常的に取り入れることが重要です。
そのためには、学校での生活そのものが平等で公正であることが求められます。
また、多様なバックグラウンドを持つ人々の経験や視点を理解する機会を設けることも大切だと考えます。
後は実践的な学習ですね。
ただ理論的に学ぶだけでなく、自分の学んだことを実際に生活の中で使う機会が必要です。
これにより、自立するための実践的なスキルと経験を身につけることができます。
最後に、教育は人間形成の基盤であると共に、社会全体の発展の基盤でもあります。
私は、これらの原則に基づく教育が、真の「独立自尊」の精神を育み、社会全体を発展させると考えています。
確かに、新しい技術がどんどん生まれていき、従来の方法では非効率になるケースが多くなっていますもんね。
新しいものに順応し、それらを実践的に使用していくことが重要なんですね。
では最後に日本はまだ極度な経済格差はないと言われてますが、その格差は広がりつつあります。
現代の資本主義のあり方についてどう思われますか?
私は、明治時代の日本の近代化において、西洋の資本主義や自由主義を取り入れることを強く主張しました。
それは、自由な経済活動が個々の自立や社会全体の発展を促すと考えたからです。
しかし、その一方で、私が目指したのは、人々が自分の力で立ち上がり、自己を尊重し、相互に尊重しあう社会でした。
私は「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と説き、すべての人が等しく、誰もが自分の人生を切り開く機会を持つべきだと主張しました。
現代の資本主義がもたらす経済格差について考えるとき、私のこれらの考えを基に考えてみます。
経済的な成功は個々の努力と才能の結果であるべきですが、その結果が人々の間に極度の格差を生むとなると、それは私が主張した理念、すなわち全ての人々が自己を尊重し、自立する機会を持つという理念に反すると言えます。
経済の自由というのは重要ですが、それが社会全体の平等性や公正性を損なうならば、何らかの調整が必要だと考えます。
具体的な対策については、私の経験と知識を超えるところがありますが、教育の機会均等や税制の公正性など、全ての人が自立し、社会に貢献する機会を持てるような社会制度の構築が求められるでしょう。
資本主義はその性質上、一定の経済格差を生むものですが、それが全ての人々が自己を尊重し、自立する機会を奪ってはなりません。
経済の自由と社会全体の平等性・公正性とを両立させることが、資本主義の進化の方向性であるべきだと私は考えます。
なるほど〜、ありがとうございます。
本日はいろんな話が聞けてよかったです。
また機会がありましたら、ご相談させてください。
いえいえ、私も遠くから日本の未来を願っております。
ただいま戻りました。
どうでした?ルファさん、いい話は聞けましたか?
はい、かくかくシカジカ・・・
なるほど、どの時代でも、時代にあった教育と言うことが必要で、それは昔も今も変わらないんですね。
そ〜なんです。
時代は常に変化して時代の常識も変わっていくものですが、その時その時で時代にあった教育を行うことで、みんなが幸せになる未来に近づけるんですね。
いやいや、なかなかいい話が聞けてよかったです。
私は、明治時代の美味しいものを聞いてきて欲しかったです〜。
いかがでしたでしょうか?
今回は福沢諭吉に現代日本について聞いてみると言う記事でした。
もちろん、福沢諭吉さんはすでにお亡くなりになられてますし、過去の福沢諭吉さんの書籍や言動から推察して作ったものです。
なので、フィクションとして見ていただければ嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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