ナルキッソスはギリシャ神話の美青年で、自己愛の象徴。
彼は自分の美しさに夢中になり、他人を無視し、自己陶酔に浸る。
池の中の自分の姿に夢中になりすぎて死んでしまう。神々は彼を花に変えて残し、ナルキッソスの名前を冠した美しい白い花が咲く。
物語は傲慢さと自己愛の破滅的な結果を警告する寓話として解釈される。
こんにちは素人歴史研究家ルファです。
助手のエヌです。
ね〜ぼです。
以前、ギリシャ神話から学べる人生の教訓の動画を配信させていただきました。
その時はプロメテウスの物語のお話でしたよね〜。
プロメテウスの物語から「不屈の精神」「知識と知恵の重要性」「新たな可能性への勇気」などを学びましたよね。
そうそう。
気になる方はこちらの動画もみてみてくださいね。
ギリシャ神話には他にもたくさんお話があって、その物語からも色んな教訓を得ることができるんです。
どうです?
興味ありますか?
う〜ん、私は今眠いので大丈夫です
ガーン
・・・私は興味ありますよ💦
是非、聞いて人生を生き抜く力に変えたいです!
ですよね!!
聞きたいですよね!!
絶対ためになりますもんね!
・・・私は興味ありますよ!
是非、聞いて人生を生き抜く力に変えたいです!
私は眠気が・・
し〜!
というわけで、今回はナルキッソスの物語のお話を用意しました!
今回もすごいですよ!
ぜひ皆さんもこの物語から教訓を得てご自身の人生に落とし込んでみてください!
ナルキッソスの物語
神々の宴の中に舞い降りる、一筋の光。
それが、美しく、慎み深く、全てを惹きつける、それが古今東西で美しいと噂されるナルキッソスです。
彼の美しさは語り草になり、山を越え、谷を超えて、世界中の人々に広まりました。
しかし、彼の心は硬く、自身の美しさに自己陶酔していました。
あまりの美しさに、誰も彼には触れられないと思われていたのです。
ある日、美しい木の精霊のエコーが彼に恋をしました。
しかし彼女の愛は冷たく拒絶され、心に深い傷を負ったエコーは山へと消え、その声だけが谷間に響き渡るようになりました。
そして、エコーの悲しい運命に怒った女神ネメシスは、ナルキッソスに罰を与えることを決めました。
ある日、ナルキッソスが森を歩いていると、彼は一つの湖を見つけました。
その湖は、水面が鏡のようになっていて、彼自身の姿を映し出していました。
そして彼は、初めて自身の美しさを見ました。
あまりの美しさに息を飲み、彼は自身の姿に魅了されてしまいました。
しかし彼がその美しさに触れようとしても、それはただの映像で、触れることができません。
それでも彼は自身の姿から目を離すことができず、その場に留まり続けました。
日が昇り、日が落ちる。
しかしナルキッソスはその場から動かず、自分自身の美しさに見とれ、ついには飲食もせず、その命を絶ってしまいます。
彼の死体の場所には、一輪の美しい花が咲きました。
それが現在、私たちが「ナルキッサス」と呼ぶ花です。
ナルキッソスのお話はどうでしたか?
なんだかちょっと怖い話でもありますね。
おお、ね〜ぼ眠らず聞いてくれたんですね!
ちゃんと聞いてましたよ〜
怖くて目が覚めましたけど・・・
確かにちょっと怖い話ではありましたがそんなに怖かったですかね?
それではこの神話から、エヌさんは何か教訓を得られましたか?
私は・・・
「他人への思いやり」と「人間の美しさの儚さ」
私は、「他人への思いやり」と「人間の美しさの儚さ」について考えちゃいましたね。
ナルキッソスは自身の美しさに酔って他人の感情を無視してて、それは彼の結末に繋がりましたよね。
私たちの行動が自分自身だけでなく、他人にどのような影響を与えるかを理解して、他人の感情や立場に配慮することは非常に重要だと思いました。
それに、人間の美しさが一見無限に見えても、実は非常に儚いものであることを教えられた気がします。
人間の美しさは一瞬にして消え去り、ただの花となってしまう可能性があるという事ですね。
私たちは自己認識を保つと同時に、自分自身が持っているものの儚さを理解し、それを大切にすることが重要なんだな〜と感じました。
さすがエヌさん、しっかりこの話の本質をうまく解釈してますね
ではね〜ぼはどうですか?
私は・・
「自己認識と自己愛のバランス」
私は「自己認識と自己愛のバランス」の大切さを学んだ気がします。
自己認識は重要で、自分自身の価値と才能を理解し、それを愛することは必要だなっと思う反面、ナルキッソスのように自己愛に溺れてしまうと、自己中心的な視野に囚われ、他人とのつながりや周囲の世界を見失うことにつながちゃう怖さも感じました。
自己を理解し愛することと、他人への敬意と愛情を保つことの間のバランスを見つけることが重要なんですね。
私は・・私はこのピンクの毛皮が自慢なのですが、それを過信してしまうと、いつかピンクの毛皮に心奪われてご飯が喉を通らなくなるかもしれないって考えると怖くてたまりません。
ね〜ぼはそれが怖かったんですね!
大丈夫ですよ!
ね〜ぼの食欲はそう簡単にはなくなりません
でもまあ、各々がそれぞれ感じた事があってよかったです。
皆さんはこのナルキッソスのお話を聞いてどう思われましたか?
いかがでしたでしょうか?
彼の自己愛が彼自身の破滅を招いたという話は、考えさせられるものがありますよね
自己を見つめ、自分を認めることは大切だけど、それで自己中心的になり、他人を傷付けると最後には自分も傷付ける結果になるという教訓になりましたよね
ほんとにそうですよね
私たちの行動が自分だけでなく他人に影響を与えることを理解することが重要ですね
自分自身の美しさや才能を理解し、認識することは大切だけれど、それに囚われて他人の愛や友情を見失うことは避けなければならないですね
私たち一人ひとりがこの世界を共有しているんだから、他人とのつながりや共有する喜びを大切にしなきゃいけないですね。
美味しいものは皆で食べた方が美味しいですしね
ね〜ぼのいう通りですね
人生は他人とのつながりや、共有する喜びの中で豊かになる
それを忘れてはならないです
でもだからと言って自分自身を軽んじるのは違いますので、そこだけは間違えないでください
一度きりの人生ですから
ちなみにナルキッサスの花は日本では水仙の事だそうですよ。
もし水仙を見かけたら、この物語を思い出してください。
最後までお読み頂きいただきありがとうございました
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