川越氷川神社を徹底的に楽しもう!歴史と魅力溢れる観光スポット!

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観光地伝承【埼玉】
ルファ
ルファ

こんにちは、素人歴史研究家ルファです。
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エヌ
エヌ

助手のエヌです。

ね〜ぼ
ね〜ぼ

マスコットのね〜ぼです。

僕たちの周りには、豊かな歴史を持つ魅力的な観光地が数多く存在しています。

これらの場所は単なる美しい景色や楽しいアトラクション以上のものを提供してくれます。それは、その土地固有の歴史的背景、伝説、そして時には忘れ去られた物語です。

このブログでは、観光地それぞれの歴史を深掘りし、訪れる価値がなぜ高いのか、その背景にあるストーリーを詳しくお伝えします。
歴史を通じて、それぞれの場所がどのようにして今の姿になったのかを探っていきましょう。

埼玉県川越市は、豊かな歴史を持つ「小江戸」として知られ、古代から中世にかけて発展してきました。
6世紀の欽明天皇の時代には、川越氷川神社が創建され、室町時代には太田道灌(おおたどうかんが川越城を築き、城下町としての基盤が整いました。
江戸時代には商業と文化が栄え、近代以降も産業の発展と共に成長を続けてきました。

現代の川越は、歴史的な町並みが保存され、観光地として多くの人々に愛されています。
蔵造りの街並みや川越氷川神社をはじめ、様々な観光スポットが点在し、四季折々の美しい風景と共に多彩なイベントが開催されています。

ね〜ぼ
ね〜ぼ

川越って、まさにタイムスリップできる場所ですよね!
特に、蔵造りの街並みなんて、まるで江戸時代に戻ったような気分になれます。

ルファ
ルファ

江戸時代は特に商業が盛んで、町全体が活気に溢れていたんです。
現代でも、その影響を受けて多くの歴史的建物が残っています。

ね〜ぼ
ね〜ぼ

そうそう、今でも美味しいお店がいっぱいあって、食べ歩きも楽しいですよね!
和菓子とか、もう最高です。

ルファ
ルファ

川越氷川神社では、四季折々の祭りや行事が行われ、訪れるたびに新しい発見があります。春の桜、秋の紅葉、どの季節も魅力的です。
そんな埼玉県川越市にある、川越氷川神社とは一体どんな神社なのか深掘りしていきましょう。

創建の伝承

ルファ
ルファ

まずは創建の伝承についてお話ししていきましょう。

川越冷川神社の創建に関する伝承は、日本の古代歴史に深く根ざしています。
この神社の創建は、541年(欽明天皇2年)に遡ります。
伝説によると、当時の人々は入間川で夜ごとに光る神秘的な光を目撃していました。
この光を氷川神の霊光と捉え、その地に神社を勧請(かんじょう)したとされています。
これが川越冷川神社の始まりです。

川越氷川神社は、武蔵国一之宮である大宮氷川神社から神を分祀ぶんしして創建されたと言われています。

大宮氷川神社

大宮氷川神社自体の創建はさらに古く、BC473年(孝昭天皇3年)4月にまで遡ります。
氷川神社が鎮座する地、旧武蔵国足立郡には、足立という地名の由来となった日本武尊の伝説も残っています。

エヌ
エヌ

足立の由来は諸説ありますが、日本武尊は東征中に負傷し、夢の告げに従って氷川神社に詣でたところ、再び立ち上がることができるようになったと伝えられています。

また、「大宮」という地名は、氷川神社が「大いなる宮居」と讃えられたことに由来します。

このように、川越冷川神社は歴史ある伝説や神話に支えられ、古代から人々に崇敬されてきた神社であることがわかります。

社紋(神紋)

埼玉県川越市にある川越氷川神社の社紋(神紋)は「雲菱(くもびし)」です。
吉兆を表す瑞雲(ずいうん)を菱形(ひしがた)に整えたもので、ご祭神である素戔鳴尊が奇稲田姫命と結婚したときに詠まれた歌
「八雲たつ 出雲八重垣妻籠み(つまごみ)に 八重垣作るその八重垣を」
にちなんで雲が用いられています。

この歌は、「出雲に降ったスサノオが新妻の櫛名田比売(クシナダヒメ)と住むための宮殿を作らせ、妻を籠(こ)もらせるための八重垣をつくる」という意味です。
出雲の美しい雲が宮殿を包むように立ち上がるのを見て詠んだとされ、この地は和歌発祥の地ともいわれています。

ルファ
ルファ

 というのもこの和歌が日本初の和歌と言われているんです!

言葉の意味

八重・・・(幾重にも)重なり合った

八重垣(やえがき)・・・家の周囲に幾重にも作った垣根のことです。

雲菱(くもびし)・・・渦巻く雲を菱形のシルエットに描いた家紋です。

祀られている神々

主祭神の5柱の神々

素盞嗚尊(すさのおのみこと)
脚摩乳命(あしなづちのみこと)と
手摩乳命(てなづちのみこと)
奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)

川越冷川神社HP
エヌ
エヌ

この神社に祀られているのは神様は基本、家族です。
オオナムチは少し世代が離れていますが・・

ね〜ぼ
ね〜ぼ

だからご利益が縁結びだったり、家庭円満だったりするんですね。

5柱の神々の神話

日本の伝説において、ヤマタノオロチ退治は非常に有名な話であります。
この物語の主人公はスサノオノミコト、荒々しい海と嵐の神です。
物語は、スサノオが天界での暴れん坊ぶりにより、天照大御神(太陽神)に迷惑をかけ、結果的に高天原から追放されるところから始まります。

追放されたスサノオは地上に降り立ち、ぶらぶらと歩いているうちに、ある川のそばを通ります。
そこで流れてくる箸を見つけ、上流に向かって歩きます。
その途中、ある家族が暮らす家を見つけるのですが、家の中からは泣き声が聞こえてきます。

家を覗くと、そこにはクシナダヒメとその両親、足名椎命(あしなづちのみこと)手名椎命(てなづちのみこと)がいます。
彼らは悲しみにくれていました
理由を尋ねると、この地域にはヤマタノオロチという恐ろしい多頭の怪物がおり、地域の村々は子供たちを生贄として差し出すことで怪物の怒りを鎮めていたのです。
そして、その日、クシナダヒメが生贄として選ばれていたのでした。

スサノオはクシナダヒメの美しさに一目惚れし、彼女を妻にする代わりに怪物を退治すると申し出ます。
計画を立てたスサノオは、ヤマタノオロチが現れる夜までに、酒を入れた8つの桶を用意します。
怪物が現れたとき、それぞれの頭に酒を飲ませて酔わせ、眠らせた後、一気に8つの首を切り落とします。
この計略により、スサノオは見事ヤマタノオロチを退治し、クシナダヒメと結婚します。

この結婚からは多くの子孫が生まれ、その中には大国主命(オオクニヌシ)も含まれています。
大国主命は別名で知られる神様で、多くの妻と子を持ち、日本全国で縁結びの神として崇められています。

川越氷川神社では、これらの神様たちが祀られており、特にクシナダヒメとスサノオ、そしてその両親が夫婦神として重要な役割を担っています。

エヌ
エヌ

ちなみに氷川神社の「氷川」とは、ヤマタノオロチ神話の舞台である斐伊川(ひいかわ/島根県)に由来する事から主祭神になったという説が濃厚です。

見所

10月中旬に行われる「川越まつり」は氷川神社の例大祭の付祭りであり、その他にも夏の七夕祭や「縁むすび風鈴」、春の「ランドセルお祓い式」など、年間を通じて様々な神事が行われます。

この緑豊かな境内は、参拝者だけでなく、四季折々の美しさを楽しむ市民の憩いの場としても親しまれています。

風鈴回廊(ふうりんかいろう)

川越氷川神社の「縁むすび風鈴」は、毎年夏(7月初めから9月初めまでで)に開催されるイベントで、約1500個の江戸風鈴が境内に飾られます。
この風鈴回廊は、色とりどりの風鈴が吊るされており、風が吹くたびに涼しげな音色が響き渡ります。

ルファ
ルファ

風鈴の音を聴きながら歩くと、まるで夏の涼風が心地よく吹き抜けるような清涼感を感じ、心が癒されます。

ね〜ぼ
ね〜ぼ

いいですね〜!
風鈴の音を聞くとなんだか涼しい気持ちになります。
昔からやってるイベントなんですか?

エヌ
エヌ

「縁むすび風鈴」が初めて開催されたのは2014年だそうです。
意外と最近なんです。
良縁や家内安全、商売繁盛などの祈願も込められているんですって。

撮影:風鈴回路

大鳥居

川越氷川神社の東参道に立つ大鳥居は、高さ15メートルの木製で、日本最大級の規模を誇ります。
この明神型の鳥居は非常に壮観で、参拝者を迎える神聖な入口です。
鳥居中央の扁額(へんがく)には、勝海舟の直筆による社号が記されており、その歴史的価値も高いです。
この大鳥居は神社の象徴的な存在であり、写真撮影スポットとしても人気があります。

ね〜ぼ
ね〜ぼ

ええ?あの勝海舟ですか?
ところで扁額(へんがく)ってなんですか?

エヌ
エヌ

扁額(へんがく)というのは、鳥居の真ん中にある看板みたいな板ですよ。
写真の扁額の「氷川神社」って文字を勝海舟が書いたと思うとまた感動が増しますね。

撮影:大鳥居

鯛みくじ

川越氷川神社の鯛みくじは、参拝者に人気のあるユニークなおみくじです。
小さな鯛の形をしたおみくじを水に浮かべて引く形式で、その結果が運勢を示します。
鯛は日本の文化で成功や出世の象徴とされており、鯛みくじを引くことで、特別な運気を得るとされています。
鯛みくじの種類は2種類。赤い鯛は「一年安鯛みくじ」、ピンク色の鯛は「あい鯛みくじ」というなんともユニークな名前のおみくじです。
特に若者や観光客に人気があり、楽しい体験として記憶に残ります。

エヌ
エヌ

価格は鯉みくじの初穂料は300円です。(※2024年現在)

釣竿を使って鯉を釣り上げます。
釣った鯉の中におみくじが入っており、内容を確認するので楽しいですよ。

写真:鯛みくじ

本殿の彫刻

現在の本殿は天保13年(1842年)に建てられ、その外観には精緻な江戸彫りの彫刻が施されています。
これらの彫刻は、当時の城主、松平斉典(まつだいら なりつね)と地域の氏子によって寄進されたもので、非常に美しく、職人の技術が光る芸術作品です。
木目を活かした無彩色の仕上げとなっています。
彫刻には神話や伝説に基づく図柄が多く含まれており、歴史や文化を感じることができます。
本殿の彫刻は、神社参拝の際に見逃せない見どころです。

写真:本殿の彫刻

ご神木

川越氷川神社の御神木は、樹齢約600年の「夫婦ケヤキ」です。
これは2本のケヤキの木が並んで立っており、その見事な姿が訪れる人々を魅了します。
この御神木は縁結びのご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れます。

2本のケヤキの木が仲良く寄り添うように立っていることから「夫婦ケヤキ」と呼ばれています。
この木々は、夫婦円満や良縁を象徴し、縁結びの神木として信仰されています。

写真:御神木

御神木の周りには石畳の小道が設けられており、参拝者はこの小道を八の字を描くように回ると、より強いご利益が得られるとされています。
この行為は縁結びや家庭円満、商売繁盛などの祈願を込めて行われます。

エヌ
エヌ

八の字は横にすると無限大♾️のマークとなり縁起がいいですからね。

絵馬トンネル

川越氷川神社の絵馬トンネルは、約3万枚の絵馬が奉納されている神秘的な空間です。
このトンネルは、参拝者が祈りや感謝の気持ちを込めて絵馬を奉納する場所で、トンネル状に絵馬が吊るされています。

絵馬トンネルは、人々の祈りを目に見える形で集め、神様に届けるための場所です。
絵馬には、縁結びや家庭円満、商売繁盛など、さまざまな願い事が書かれています。

エヌ
エヌ

トンネル内はたくさんの絵馬の隙間から光が差し込み、風が吹くと吊るされた絵馬が軽やかな音を立てます。この神秘的な雰囲気が訪れる人々を魅了してくれるんです。

ね〜ぼ
ね〜ぼ

絵馬トンネルは凄くに綺麗で、多くの観光客が写真を撮影する人気スポットとなっているんですよね。

写真:絵馬トンネル

 綺麗な小川

川越氷川神社の境内には、「浄化の小川」と呼ばれる美しい小川が流れています。
この小川は参拝者の心身の浄化を目的として設けられており、特に夏の「縁むすび風鈴」期間中には幻想的なライトアップが行われます。
この小川は「人形流し(ひとがたながし)」という神事に使用されます。
参拝者は和紙で作られた人形(ひとがた)に息を吹きかけ、自身の穢れを移してから小川に流します。この儀式は心身の浄化を願うものです。

写真:浄化の小川

エンディング


川越氷川神社は、その長い歴史と多くの魅力的なスポットで訪れる人々を魅了します。
創建からの伝承や神話に基づく彫刻、四季折々の風鈴回廊、そして神秘的な絵馬トンネルなど、ここには多くの見所があります。
美しい小川や夫婦ケヤキの御神木は、心身の浄化や縁結びのご利益を感じさせ、訪れるたびに新しい発見と感動をもたらします。
ぜひ、川越氷川神社を訪れて、その魅力を全身で感じてください。

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