こんにちは素人歴史研究家ルファです
助手のエヌです
ね〜ぼです
そういえば、ね〜ぼは最近諏訪大社に諏訪の謎を解明しに調査に行ったんですよね
ね〜ぼですはい、諏訪大社の謎を解明すべく現地に調査に行って来ました〜
おお、早速行って来たんですね!
それで・・何か新しい発見がありました?
はい、凄い事がわかりました!
まず、諏訪大社付近は空気が綺麗で、昼寝するにはピッタリでした
諏訪大社は長野県の盆地にある諏訪湖のほとりに4社あって、空気はちょっとひんやりして、その神聖な感じが、質のいい眠りを誘うんです
おお、それは凄い発見ですね!さすがです!
いやいや、眠くなる謎とかはどうでもいいんですよ!
ほらもっと他にあるでしょ?
諏訪の神事の事とか、古代から続くお祭りの謎とか・・・
ふふふ、侮らないでください!
もちろん、それだけではないですよ!
諏訪地方は中山道と甲州街道がぶつかる交通の要所でもあるので、付近に温泉も多くあることから、古くから多くの人でにぎわっていたらしいです
だから美味しいものもたくさんあるんですよ!
創業90余年「大社煎餅(たいしゃせんべい)」のおせんべいでしょ?
他には、明治6年創業「新鶴(しんつる)本店」の「新鶴塩羊羹」も美味しいですね!
名前に「塩」が入ってるので塩が効いてるのかと思いきや塩気は最後にほんのり感じる程度で、上品な甘さが際立つぐらいです
ね〜ぼ〜!!!
せっかく現地に調査しに行ったのに、そんなご当地名物ばっかり食べて〜・・・
ちゃんと信州そばも食べて来たんでしょうね?
長野といったらやっぱり信州そばでしょ!
(ここは突っ込まないんだ!)
もちろん食べましたよ〜!
美味しかったな〜
こらこら、一度目は僕もノリましたが、エヌさんまでノッテきたら話が進みません!
わかりました!
写真などあったら見せてください!
写真を見ながら色々解説していきますね!
諏訪大社上社本宮入口
まずは諏訪大社の上社本宮(かみしゃほんみや)の入り口ですね!
うわ〜、鳥居が大きくて迫力がありますね!
そうなんです!写真じゃわかりずらいですが、実物はもっと大きく感じましたよ!
また後ろの林が神聖な感じがしますね!
はい、あまりに空気が綺麗で眠くなってしまいましたよ〜
雷電為右衛門像
ん、こちらは誰ですか?
お相撲さんです!
いや、それは見ればわかるのですが、諏訪大社とどのような関係があるんだろうと思って・・・
んん〜よくわかりませんでした!
全くね〜ぼは〜!
こちらは雷電為右衛門という
江戸時代に活躍した
お相撲さんの像だそうです。
為右衛門(ためえもん)は信濃国小県郡(ちいさがたぐん)大石村、今の長野県東御市(とうみし)出身の力士だったんです
ええ〜?あの伝説の!!
生涯で負けが10回しかなくて、勝率.9割6部2厘の大相撲史上、未曾有の最強力士とされているあの雷電為右衛門(らいでん ためえもん)ですか〜?
254勝10敗2分、優勝25回のうち全勝が7回、44連勝を含むという、
歴史的な記録を持つとてつもない力士で、いまだにその記録は破られていないんですよね〜!
いや、エヌさん詳しいな!
こちらの雷電像は1966年、茅野市(ちのし)出身の彫刻家矢崎虎夫(やざき とらお)が横綱柏戸(かしわど)と佐田の山(さだのやま)、山梨県甲府市出身の富士錦(ふじニシキ)をモデルに制作し、大きな展覧会で文部大臣賞を受賞した作品なんですって!
へ〜でもなんで諏訪大社にあるんですかね〜?
詳しくはわかりませんが、もしかしたら諏訪の神様のタケミナカタに関係してるかも知れませんね!
タケミナカタが諏訪の地に来た理由が天津神のタケミカズチに相撲で負けて諏訪の地に来たという話がありますからね!
確か、それが日本で初めての相撲の試合だった、なんて伝承もありますからね~!
御柱祭の時切り出した木
これは、御柱祭で山から切り出してきた柱ですね。
そ〜です。
凄い屈強な男たちが命懸けで運んできて立てたものです。
7年毎に行われる祭りなんですよね
それにしても大きい木ですよね〜!。
こんな大きな木を人の手で運ぶ祭りって・・・
一度は生で見てみたいですね。
御柱御門
ここもまた、木彫りの装飾が凝っていて風情がありますね!
この装飾部分で掘られているのは龍ですかね?
はい、かっこいい龍が掘られてました。
ここは御柱御門(おはしらごもん)っていうそうです。
ここは本当に神聖な感じがしましたよ!
お二人とも知ってました?
ここ、諏訪地方では旧暦の10月の事を神在月っていうんですよ!
神在月(かみありつき)?神無月(かんなづき)なら聞いたことがありますけど〜
確か、神在月(かみありつき)は出雲地方で呼ばれてませんでしたっけ?
10月になると、国津神の親分、出雲大社のオオクニヌシの元に
全国の神々が集まって会議をするという事で、
神が集まっている出雲地方では「神在月」!
それ以外の地域では、神様がいないので「神無月」!
って言われていたはずです
さすがエヌさん!
基本的にはそうらしんですけど、実は諏訪の神様はどでかい龍神で、出雲大社に入り切らないから、来なくて良いって言われちゃったらしいんです。
それから諏訪地方でも旧暦の10月は神在月なんですって!
ええ〜、そんな、仲間外れは可哀想です〜
確かに、それは神様としてよくないですね!
断固抗議しましょう!
まあまあ、あくまで言い伝えですから!
こんな感じで、木材で囲われた通路で、木の温もりがなんだか安心するというか眠くなるというか〜
なんだか瞼が重たく〜
こらこら、ね〜ぼ、寝ないでください!
神楽殿
ここは神楽殿ですね!
諏訪地方の神楽殿(かぐらでん)は日本一と言われていた太鼓があるんですよ〜
凄く大きい太鼓なんですよ〜!
その神楽殿(かぐらでん)の太鼓は一枚の牛の革で作られているんですよね。
現在は別の太鼓にその座を明け渡したそうですが、
歴史ある太鼓ですよね
そうですね!その太鼓は屋根があるとはいえ、風雨にさらされているため、彩色もすっかり褪せているけど、そこがまた歴史を感じますね〜
おお、これは、諏訪大社のシンボルである神紋ですね。この、デザインのモチーフはカジの木といって、平安時代の醍醐天皇の頃、つまり約1000年前に伝わったとされているんですよ。
上社と下社では神紋が微妙に異なるんですよね。
上社の神紋は「諏訪梶」で足が4本、下社の神紋は「明神梶」で足が5本描かれているんです。
つまりこの写真の神紋は上社の神紋ってわけです。
確かに、ここは上社の本宮で撮った写真です〜
すご〜い、そんな違いがあったんですね。
ちなみにカジは「梶」と本来、書くんですけど、古くは「穀」とも書いたそうです
行く前に調べた時は、本宮の宝物館前のカジの木があって、「穀の木」と書いててあるとのことでしたが、実際に行ってみたら「穀の木」自体、見つかりませんでした〜
う〜ん、場所を移動したのか、単純に見つからなかったのか・・・
てか、ね〜ぼがしっかり事前に調べてたというのに驚きです
なんかカジの木に、実がなるって聞いて、
美味しそうだなって思って・・・
なるほど・・そういうことでしたか・・
それなら納得です・・。
てか、もし実がなってても罰当たりなので絶対食べないでくださいね!
でも確かにカジの木には実がなるみたいですが、食用っぽい感じではなかったような・・
実は、秋宮にもカジの木があって、諏訪宿の番屋跡の石碑の近くに植えられているカジには「梶」と書いてあるみたいですよ。
諏訪大社の神紋やカジの木を知ることで、さらに神社の歴史や文化が深く理解できますよね。
エンディング
いかがでしたでしょうか?
今回は、私が諏訪大社の上社本宮に調査に行った際の調査報告をさせて頂きました。
うーん、調査報告というほどの情報はなかったと思いますが・・
でも、実際に行ってみると資料を読む情報とは、また違った印象を受ける部分もありました。
そうそう、皆さんも、諏訪大社に是非一度は行ってみてくださいね。
歴史ある素晴らしい神社です。
それでは、今回の調査報告は終了です。
また、歴史的な素敵な場所を訪れて、その魅力をお伝えできることを楽しみにしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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