マスコットのね〜ぼです。
最近、ネットで歴史のニュースを探していたら、ちょっと興味深いものを見つけたんですよ!
えー?何ですか ?
それは食べ物にまつわるお話ですかね ?
それであれば私も興味があります!
いやいや全然違います。
4世紀の日本にとって謎の時代に発見された刀の話です。
刀ですか
その刀で何か料理を作るんですか?
ね〜ぼは食べ物のことばかりは考えていますね。
2023年初旬に国宝級の蛇行剣が見つかったというニュースです。
蛇行剣って何ですか?
蛇行剣(だこうけん)は、古墳時代の日本の鉄剣の一種で、剣身が蛇のように曲がりうねっている形状をしている不思議な刀のことですよ!
色々気になることもあると思うので、今回はそのニュースの内容を深掘って調べてみようと思います。
というわけで今回はその記事に何が書かれていたのか 解説していきましょう 。
古墳時代前期の4世紀後半に見つかった
NHKのサイトに掲載されていた記事を要約しますね。
(NHKの元記事はこちら)
このサイトでは、奈良市の富雄丸山古墳から発見された国宝級の鏡と剣について報じています。
これらはおよそ1600年前のものとされ、歴史の謎を解き明かす可能性があるとされています。
発見された鏡は国内最大級で、波打つような形の長大な剣「蛇行剣」も同じ場所から出土しました。
この剣は2メートル30センチの長さで、東アジアで見つかった同じ時代の剣の中で最も長いとされています。
富雄丸山古墳は古墳時代前期の4世紀後半に造られたとされ、この時代はヤマト王権の王墓が移動してきた時期と考えられています。
古墳にはヤマト王権を支えた有力な豪族が埋葬されていた可能性が高いとされています。
すごいですよね〜、この発見!
奈良市の富雄丸山古墳から出た国宝級の鏡と剣ですよ。
しかも1600年前のものだって!
考古学的にも、これは歴史の謎を解き明かす大きな手掛かりになるかもしれないんですって!
へぇ〜、そんなに古いんですね
でも、長さ2メートル30センチの剣って、どうやって使うんですか?
重そうで、すぐ眠くなりそうですよね。
重たくて、眠そう??
(重いと眠そうってどう繋がるんだろ?
ね〜ぼは歴史にそれほど興味がないようで、重い剣について考えることが、ね〜ぼのにとっては退屈で、その結果、眠くなると感じているかもしれない。
いや、それか、ね〜ぼは、「重そう」と聞いて、その剣を持つことによる物理的な疲労を想像している?重い物を持つことは体力を消耗するため、これが眠気につながる可能性を連想しているのか?)
さすがね〜ぼのですね!
?
この「蛇行剣」と呼ばれる剣は、実際に戦闘で使うよりも、象徴的な意味合いが強いと思われるんです。
ヤマト王権の有力な豪族が埋葬されていた場所から出てきたから、もしかしたら権力の象徴だったのかもしれないですよ。
へぇ〜、権力の象徴かぁ。
それにしても、国内最大級の鏡ってどんな感じなんですかね。
食べられるものじゃないけど、見てみたいですね。
一度はみてみたいものですね。
この鏡もまた、古墳時代の金工技術の素晴らしさを示しているんです。
この時代のヤマト王権の影響力の大きさが感じられますよね。
そんな遺跡が見つかった富雄丸山古墳ってどんな古墳なんですか?
そうですね。
そしたら次は富雄丸山古墳について調べてみましょう。
富雄丸山古墳
奈良市にある富雄丸山古墳は、大型の円墳、丸い形をした古墳で、古墳時代前期の4世紀後半に造られたとされています。
この古墳は奈良盆地の北部に位置し、円墳としては国内最大規模の直径109メートルを誇ります。3段に築かれたこの巨大な墳丘からは、過去に様々な出土品が発見されており、その中には武器や鉄製品、巴形銅器、形象埴輪などが含まれます。
1972年の発掘調査や、2017年から始まった奈良市教育委員会による史跡整備の一環としての調査では、さらに多くの発見がありました。
特に、2022年には新たな埋葬施設が見つかり、今回の内容の、過去に例を見ない大きさの蛇行剣や、独特の形をした盾形銅鏡が出土しました。これらの出土品は、「古墳時代の工芸の最高傑作」と評価され、日本の古代史における重要な発見として注目されています。
富雄丸山古墳の発見は、奈良時代の歴史や文化を深く理解するうえで、計り知れない価値を持っているんです。
富雄丸山古墳の話、すごいでしょ?
この大型円墳は4世紀後半に作られたんですよ。
直径109メートルもあって、日本最大級の円墳なんです。
へぇ〜、それは大きいですね。
でも、円墳って何んですか?
ピザみたいな形?
ピザ?
う〜ん、まあ、そういう風に考えてもいいかも。
円墳は丸い形の古墳で、この富雄丸山古墳は特に大きくて有名な古墳なんですよ。
う〜ん、すごそうのはわかるんですが、4世紀の古墳から出土するとみんなすごいニュースだって騒ぐのはなんでなんでしょうか?
他の時代よりみんな興奮してる気がします。
それは、4世紀というのが日本史にとって謎だからですよ。
それでは謎の4世紀についても少し解説しましょうか?
空白の4世紀
「空白の4世紀」とは、日本の歴史において、詳細な記録や確実な資料が少ない時期を指します。具体的には、3世紀後半から5世紀初頭までの時期をさし、この時代の日本は、政治的な構造や社会の動向について詳しい記録が残っていないため、「空白」とされています。
この時期は、弥生時代から古墳時代にかけての変遷期にあたり、日本各地で大規模な古墳が造られ始めるなど、重要な文化的変化があった時代です。しかし、古代日本における国家の形成過程や、具体的な政治的・社会的構造については不明瞭な部分が多く、考古学的な発見や中国古代の文献(例えば『魏志』の倭人伝)などから推測される情報が主な知見源となっています。
この「空白の4世紀」に関する研究は、日本古代史における重要なテーマの一つであり、新たな発掘調査や研究によって、少しずつその実態が明らかにされつつあります。
いかがでしたでしょうか?
今回は富雄丸山古墳と「空白の4世紀」について解説しました。
この古墳から出た蛇行剣や盾形銅鏡、本当に素晴らしい発見なんです!
これらは日本古代史を理解するのにとても重要なんです。
うん、なんか難しいけど、大きな剣とか、変わった形の鏡とか、ちょっと興味がわいてきました〜。
でも、「空白の4世紀」って、まだまだわからないことだらけなんですね〜
確かにこの時期は日本の歴史で詳細な記録が少なくて、まだまだ謎が多いんですけど、でも、そういう謎を解く手がかりが、古墳時代の発掘調査によって見つかってきているんですよ。
それじゃあ、掘れば掘るほど新しいことがわかるんですね。
お宝探しみたいで楽しそう!
そうですね!歴史って、まさに時間を越えたお宝探しのようなものなんです。
古墳時代の発見は、僕たちが過去を理解する手がかりを与えてくれるんです。
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