今回は、七福神の一柱として広く知られている布袋尊(ほていそん)についてお話しします。
皆さんは、布袋尊がどうしてあんなに満面の笑みを浮かべているのか、ご存じですか?
また、彼がいつも持ち歩いている大きな袋には、一体何が入っているのか気になったことはありませんか?

ね〜ぼです。

ね〜ぼは七福神の布袋尊って神様は知ってる?

はい、知ってますよ〜!
お腹がまん丸で優しそうな神様ですよね?

そうです。そうです。
今回は布袋尊のご利益や伝承、布袋尊の袋の秘密などについてじっくり解説していきます。

さて、ここでクイズです。
問題
布袋尊が持っている大きな袋には、何が入っていると信じられているでしょうか?


はい、知ってますよ〜!
お菓子ですよね〜!チョコと煎餅とゼリーとグミ!です。

違います!
それにしてもチョコと煎餅とゼリーとグミってなんかチョイスに一貫性がないですね💦
正解は最後に発表しますね。
では、布袋尊の秘密を紐解いていきましょう!
布袋尊の基本事項

布袋尊(ほていそん)は、七福神の一柱として広く信仰される仏教の神様で、福徳、繁栄、円満を象徴しています。
彼の名前は、中国語の「布袋」(Pu-tai)から由来し、これは彼が常に持ち歩いていた大きな布袋を意味します。
この袋には、彼が出会った人々に与えるための宝物が入っているとされています。
布袋尊の象徴的な特徴として、満面の笑み、大きなお腹、そして大きな袋が挙げられますが、これに加えて、彼は常に粗末な衣を身にまとい、頭は剃り上げられています。
また、布袋尊は子供たちにも親しまれており、彼の周りで遊ぶ子供たちが描かれることが多いです。

布袋尊は、一般的には慈悲深い姿勢と無限の与える心を象徴していますが、彼にはさらに深い宗教的意味合いがあります。
布袋尊は弥勒菩薩(ミロク菩薩)の化身であると信じられており、これは彼が将来の仏教世界の救世主として人々に希望を与える存在であることを示しています。
弥勒菩薩は、仏法を再興し、全ての苦しみを解放する仏であるとされており、布袋尊はその預言を具現化する存在として、特に日本で崇拝されてきました。

布袋尊の外見的な特徴には、笑顔やお腹の他にも、粗末な衣装と剃り上げた頭が挙げられます。これは、彼が贅沢を嫌い、簡素な生活を送りながらも他人に豊かさを分け与えていたことを象徴しています。

そう言われると、ビジュアルも興味が湧きますね〜。
でも、ルファさん、どうして布袋尊は弥勒菩薩の化身って言われているんですか?

良い質問ですね、ね〜ぼ。
布袋尊が弥勒菩薩の化身とされる理由は、彼が未来において仏教を再興し、世界を救うとされる弥勒菩薩の予言を具現化する存在として捉えられているからです。
彼の慈悲深い行動や無私の姿勢が、将来の仏法の復興を象徴しているんですよ。

ええ?どういう事ですか?
あんまりピンときません。

そうですよね。
まず弥勒菩薩がわからないとですね。

弥勒菩薩(みろくぼさつ)は、未来において仏陀(釈迦)の後に出現し、仏教の教えを広めるとされる菩薩です。
仏教の教義によれば、釈迦が亡くなった後、現在の世の中は末法の時代に入り、仏教の教えが衰退していくと考えられています。
その末法の時代が続いた後、弥勒菩薩がこの世に降臨し、再び人々に仏教を教え、悟りの道を開くとされています。
簡潔にいうと、弥勒菩薩は未来に現れる救済者で、仏教が衰えた時代に再び教えを広め、世界を救う存在です。
布袋尊は、慈悲深く無私の行動から弥勒菩薩の化身と言われるようになったんです。

なるほど〜
布袋尊のご利益と対象者
布袋尊は、商売繁盛、金運向上、家庭円満といったご利益をもたらす神として、特に商売人や家庭を守る人々に信仰されています。
彼の笑顔と大きな袋は、金運を呼び込む象徴とされ、特に商売繁盛を願う多くの人々が彼に祈りを捧げています。
また、家庭内での平和や子供の成長を願う家庭にも広く信仰されています。

ルファさん、布袋尊って、お腹が大きいこともご利益と関係があるんですか?
それとも、ただたくさん食べてるだけなんでしょうか?

布袋尊のお腹の大きさは、豊かさと福の象徴とされています。
彼の大きなお腹と笑顔は、見ている人々に幸せを感じさせ、また豊かな生活を送ることができるという希望を与えているんです。
食べ物の量というよりは、心の豊かさや人間関係の豊かさを表しているんですよ。

なるほど、じゃあ僕もお菓子をたくさん食べて、もっと幸せを呼び込まなくちゃ!
えっと、まずは…チョコレートから…

ね〜ぼがいうとちょっと違う気がするな〜💦
ではおさらいでご利益をまとめてみましょう。

• ご利益: 家内安全、無病息災、子孫繁栄 金運向上
• 説明: 幸福と笑顔をもたらす神で、家庭の平和と繁栄を象徴しています。
どんな人におすすめ?
• 家内安全: 家庭の安全と平和を守りたいと願う主婦や主夫、特に子供のいる家庭で、家族全員が健康で幸せに過ごせることを祈願。
• 無病息災: 病気の予防や健康維持を望む人々、特に医療関係者や健康指導者が、身近な人々の健康を祈願。
• 子孫繁栄: 子供の成長を見守る両親や祖父母が、子孫の繁栄や幸運を願う。特に、新しく家庭を築く若い夫婦が祈願。
・金運向上: 金運向上のご利益を享受することで、より良い投資機会や経済的成功を引き寄せるので投資家・金融業界の人。
布袋尊の起源
布袋尊(ほていそん)の起源は、中国の禅宗の僧である契此(かいし)に由来します。
契此(かいし)は、10世紀初頭の中国で実在した人物で、七福神の中で唯一実在した歴史的な人物とされています。
たびたびの説明になりますが、彼は常に大きな布袋を持ち歩いていたため、「布袋」と呼ばれるようになりました。
契此(かいし)は、浙江省(せっこうしょう)の明州(現在の寧波市(ねいはし))を拠点に活動し、各地を旅して人々に食べ物や財産を分け与えることで知られていました。

彼の袋には無尽蔵の福が入っていると信じられ、出会った人々に分け与えても中身が尽きることはなかったと伝えられています。
なぜ袋の中身が尽きないかについては、諸説ありますが、貧しい人々に食べ物や財産を分け与えた結果、人々から感謝の意として様々なものを受け取り、そのため袋の中身が常に満ちていたとも言われています。
これにより、布袋尊の袋は福の象徴となり、どれだけ分け与えても減ることのない無限の富のシンボルとして広く知られるようになりました。
彼が自ら「私は弥勒菩薩の化身である」と記した遺言が発見されたという説もあり、彼の死後、布袋尊として神格化されました。
日本には、禅宗が伝わった13世紀に布袋尊として信仰が広まりました。
彼の慈悲深い行動や、全ての人々に分け与える姿勢が、その後、七福神の一柱として受け入れられ、今でも広く信仰されています 。

布袋尊の元となった契此(かいし)は実在の人物で、七福神の中でも唯一の例です。
彼の寛大な行動や未来への洞察が、多くの人々に影響を与え、布袋尊としての信仰を築き上げました。

実在の人物が神様になるなんて、本当にすごいですね!
あの大きな袋には、一体どれだけの福が入っていたんでしょうね。
まるで無限の宝物みたいです!

そうですね、ね〜ぼ。
契此(かいし)の行動は、まさにその後の布袋尊信仰の基盤となりました。
彼の人生そのものが、今もなお人々に愛される理由なんです。
この伝承は、布袋尊が持っていた袋が単なる物質的な容器ではなく、心の豊かさや人々の善意が無限に広がることを象徴していると解釈されています。彼がどれだけ与えても減ることのない福は、他者への思いやりや善行が返ってくることを示しています。
エンディング

さて、皆さん、クイズの答えを発表します。
問題
布袋尊が持っている大きな袋には、何が入っていると信じられているでしょうか?

さて答えは布袋尊が持っている大きな袋には、無限の福が入っているでした〜!!

無限の福??
ってことはある意味「お菓子」でも正解ですかね?!

そうですね。
ある意味正解かもしれません。「福」は人にとって色々ですからね。
布袋尊は、福をどれだけ分け与えても減らないという象徴なんです。
今日は、布袋尊の起源やご利益、そして彼が弥勒菩薩の化身とされる理由についてお話しました。

うん、すごく勉強になったし、僕ももっと福を分け与えるようにしなくちゃ!
でも、その前に、何か食べようかな…(笑)。

それもね〜ぼらしいですね(笑)。皆さんも、布袋尊の教えを日常に取り入れて、心豊かに過ごしてくださいね

それじゃあ、またね〜!

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