天津神のニニギが葦原中国での国造りに励む中、美しい女神コノハナサクヤヒメとの運命的な出会いが彼の人生を大きく変えます。
一目惚れから結婚の紆余曲折、そして疑念と誤解を乗り越えた二人の深い絆と、それにまつわる日本神話の舞台裏を紐解く。
ニニギの人間味溢れるエピソードは、彼を神話の中でも特に魅力的な存在として描き出しています。
こんにちは、素人歴史研究家ルファです。
こんにちは、助手のエヌです。
こんにちはね〜ぼです。
邇邇芸(ニニギ)のコノハナサクヤヒメとの結婚と寿命という概念が誕生した理由
今日は、ニニギの結婚の話です!
ニニギって、アマテラスの孫でしたっけ?
そうだです。彼は天孫降臨で葦原中国に降りて、国造りをしていたんです。
そう!そしてある日、彼は美しい女性神、コノハナサクヤヒメに出逢ったんです!
美しい女性神って、きっとすごく綺麗だったんだろうな〜。
そう、まさに一目惚れでニニギは彼女に求婚したんです。
でも、サクヤヒメは、結婚するには父、山の神の了承が必要だって言うんですよね。
それって、ちょっと厄介ですね。
「うちの娘はやらん!」的な・・
それが案外、山の神はニニギとの結婚を喜んでいたんです。
だって、あのアマテラスの孫ですから!
でも、一つ条件があったんです。
そう!サクヤヒメの姉、イワナガヒメも一緒に嫁がせてほしいって!
え? 二人とも嫁にするの?
ニニギは、サクヤヒメが美人だから、姉も美人だろうと思って承諾したんです。
でも、実際にイワナガヒメを見たら、彼女の容姿は期待外れだったんだよね。
ええ〜!
それって、ちょっと失礼じゃないですか?
確かに!
女性の敵ですね!
それで結局ニニギはサクヤヒメだけを連れて帰ってしまったんです。
イワナガヒメと山の神はがっかりしました。
実はイワナガヒメは長寿の神で、サクヤヒメは繁栄の神だったから、二人を嫁にすれば、長寿と繁栄を手に入れられたんですけどね。
それって、ニニギの大失敗だね。
その結果、ニニギとその子孫には寿命が課せられたんです。
こうして、神様には寿命という概念が生まれたのでした!と日本神話には書かれています。
(どういう理屈っ!!)
コノハナサクヤヒメの出産
でも、ニニギとサクヤヒメの間にはもう一つエピソードがあるんです!
え、何ですか?
サクヤヒメの妊娠が発覚した時、ニニギは彼女の浮気を疑ったんです。
さ、最低ですね・・
サクヤヒメは、火を放った産屋で子供を産むことで、自分の無実を証明したんですよ!
それって、すごく勇敢ですね!
そして、火の中で三つ子を無事に出産したんです。
ニニギはちょっと問題ある神様だけど、なんだかんだで人気があるんだよね。
不思議ですが、人間ぽい神様なんですね。
歴史や神話は、いつも驚きと学びがありますよね〜。
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