根の堅洲国でスサノオの娘、スセリビメと出会ったオオナムチは、彼女の父スサノオから数々の過酷な試練を受けます。
しかし、様々な助けや知恵を駆使して試練を乗り越え、最終的にはスサノオから葦原中国の統治を託され、名をオオクニヌシと改めることとなります。
こんにちは、素人歴史研究家ルファです。
こんにちは、助手のエヌです。
こんにちはね〜ぼです。
さあ、今回はスサノオの試練に挑むオオナムチの物語を紹介しますよ!
オオナムチって、前に話してた神様ですね?
その通り。
そして、彼は後にオオクニヌシという名前になるんですよ。
そうなんです!
オオナムチは根の堅洲国でスセリビメという美しい女性に出逢うんです。
あ、それってスサノオの娘さん?
正解。二人は一目惚れしたんです。
え?前回、白兎の話でヤカミヒメといい感じになったんじゃなかったでしたっけ?
まあ、まあ、神様の話はそんな話ばっかりなんです!
だけど、スサノオはオオナムチにいくつかの試練を与えたんです。
え?なんで?
スサノオはオオナムチが将来、葦原中国を治める器だと確信していたからですよ。
まず、大量の蛇やハチ、ムカデが出る部屋での宿泊だったんだけど、スセリビメの助けでオオナムチはそれを乗り越えたんです。
それって、すごい恐ろしい試練ですね。
そして、次にスサノオはオオナムチを荒野に連れて行き、矢を放ち、その矢を拾わせたんです。
でも、その後、スサノオは荒野に火を放ったんですよ!
えっ、それってもういじめじゃない?
確かに、それは試練を超えた行為ですね💦。
そうなんだけど、オオナムチはネズミの助けでその試練も乗り越えていくんです!
ネズミが助けてくれたんですか?
そう、ネズミはオオナムチを地下に避難させ、さらにスサノオの放った矢も持ってきてくれたんです。
そして、最後の試練はスサノオの毛繕いだったんですよ。
毛繕いって、それってどういうこと?
スサノオの髪には大きなムカデがいて、それを取るように命じられたんです。
でも、オオナムチは木の実を潰して、ムカデを潰すふりをして、その試練も突破したんです!
すごいですね、オオナムチ!
そして、スサノオが寝ている間に、オオナムチはスセリビメとともに脱走を試みたんです。
逃げる際には、神具とされる「大刀」「弓矢」「琴」も持ち出したんですよ。
でも、逃げる途中で大きな音を出しちゃって、スサノオが追ってきちゃうんです。
そう、でもオオナムチたちはもう遠くにいたんです。
そして、スサノオはオオナムチに新しい名前、オオクニヌシを与え、彼に葦原中国を統治するように命じたんです。
まさに、オオクニヌシの誕生とスサノオの試練の物語でしたね!
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